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冷蔵室+冷凍室のシンプルな構成。単身者や少人数世帯向けの小型冷蔵庫に多い。
冷蔵室+冷凍室+野菜室。300L台の中型冷蔵庫に多く採用されています。ファミリーにも対応しやすい標準的な構成。
冷蔵室、冷凍室、野菜室、チルド室、製氷室などが独立している多機能モデル。使い勝手や保存性が向上します。なお、5ドアは冷蔵室が片開きのタイプで、6ドアは冷蔵室が真ん中から開く「フレンチドア」のタイプです。
家庭用冷蔵庫は、使い勝手や保存したい食品の種類に合わせて、さまざまな部屋(コンパートメント)で構成されています。ここでは主な部屋の種類と特徴、真ん中野菜室・真ん中冷凍室などのレイアウト、ドア数について解説します。
最も大きなスペースで、作り置きや飲料、調味料、卵など日常的に使う食品を保存します。
食品が凍る直前の温度帯。肉や魚などの生鮮食品、発酵食品の鮮度を長く保つのに適しています。
冷蔵室と同程度かやや高い温度ですが、湿度が高く設定されており、野菜の乾燥や鮮度低下を防ぎます。
冷凍食品や長期保存したい食品を保存。ホームフリージングやアイスクリームの保存にも利用されます。
自動製氷機能付き冷蔵庫に搭載される独立した小部屋。氷専用で衛生的に氷を作れます。
野菜室が中段に配置されているタイプ。重い野菜もかがまずに出し入れでき、野菜をよく使う家庭に人気です。
冷凍室が中段にあるタイプ。冷凍食品の出し入れがしやすく、冷凍室の容量が大きいモデルが多いのが特徴です。冷凍食品を多用する家庭におすすめです。
冷蔵室より2〜3℃低い温度帯で、肉や魚などの鮮度保持に最適です。
チルド室の温度を調整し、約-1℃~-5℃程度の温度で凍らせずに保存できます。肉や魚をシャリシャリにせず長持ちさせたい場合に便利です。名称や温度帯は各社微妙に異なっており、パナソニックは「微凍結パーシャル」、日立は「特選氷温ルーム」、東芝は「氷結晶チルド」、三菱電機は「氷点下ストッカー」となっています。
家庭用冷蔵庫は、冷蔵室・冷凍室・野菜室・チルド室・製氷室などに分かれており、それぞれ温度や湿度、保存目的が異なります。真ん中野菜室や真ん中冷凍室など、使いやすさを重視したレイアウトも選択肢が増えています。ドア数や部屋の構成は、家族構成や利用頻度、保存したい食品の種類によって最適なものを選ぶのがポイントです。