家庭で一般的に使用される冷蔵庫の始まりや開発の経緯、普及の流れについて

冷蔵庫はどのように冷える?
一般に家庭で使用される冷蔵庫がどのように冷やされ、食品保存されているかの原理を紹介。
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冷蔵庫が冷える仕組みは「冷媒」と「気化熱」を利用したサイクルによるものです。
冷蔵庫内には冷媒という特殊なガスが流れています。冷媒は液体から気体に蒸発する際、周囲の熱(気化熱)を奪う性質があります。この作用で庫内の熱が吸収され、内部が冷やされます
気体となった冷媒は圧縮機に送られ、高温・高圧の状態になります
圧縮された冷媒は冷蔵庫の外側にある凝縮器(コンデンサー)で熱を放出しながら液体に戻ります
液体の冷媒は膨張弁を通ることで温度と圧力が下がり、再び庫内に戻ります
上記の工程を電力で繰り返すことで、冷蔵庫内の温度が保たれます
冷蔵庫は、冷媒の気化熱を利用して庫内の熱を奪い、圧縮・凝縮・膨張のサイクルを繰り返すことで冷やしています。家庭用の多くはガス圧縮式で、この原理が広く使われています。