冷蔵庫の掃除やメンテナンス方法について

冷蔵庫内の掃除手順

電源を切り、中の食材をすべて取り出す

冷凍食品や生ものは保冷剤と一緒に保冷バッグやクーラーボックスに入れておくと安心です。

 

取り外せるパーツ（トレイ、ドア棚、ケースなど）を取り外し洗う

食器用中性洗剤とスポンジで洗い、よく乾かしてから戻します。濡れたままだとカビの原因になります。

 

庫内を中性洗剤を薄めた水で拭く

布巾やキッチンペーパーに洗剤液を含ませて拭き、その後2～3回水拭きして洗剤成分を残さないようにします。

 

ゴムパッキンの掃除

綿棒や歯ブラシを使い、溝の汚れやカビを丁寧に落とします。漂白剤溶液を薄めて使うこともありますが、強すぎる薬剤は避けましょう。

 

除菌シートで仕上げ拭き

汚れや菌を抑えるために庫内全体を除菌シートで拭くと清潔に保てます。

 

冷蔵庫周りの掃除とメンテナンス

 

冷蔵庫の外側や周囲の埃を掃除機や布巾で除去

特に背面や側面は埃がたまりやすく、放置すると冷却効率が落ちて電気代が上がる原因に。冷蔵庫と壁の間は最低5cm以上空けて通気を良くしましょう。

 

冷蔵庫下のカバーを外して掃除

冷蔵庫下は暖かく埃や虫が溜まりやすいので、定期的に掃除して風通しを保つことが重要です。

 

コンセント周りの埃も掃除機のブラシノズルで吸引

火災防止のためにもほこりをためないようにしましょう。

 

製氷室のメンテナンス

タンクは月に1～2回取り外して流水で洗い、ぬめりがあれば中性洗剤でつけ置き洗いをします。
カビが見つかった場合は無理に掃除せず、メーカーのサービスに相談するのが安全です。

 

その他のポイント

 

ドアのズレ調整

長年使うとドアがずれてパッキンの密閉が悪くなり、冷気漏れや電気代増加の原因に。冷蔵庫下の調整ネジで簡単に調整可能です。

 

定期的な掃除頻度の目安

取り外せるパーツは3か月に1回程度、庫内は汚れに気づいたらこまめに拭き掃除をすると良いでしょう。

 

まとめ

冷蔵庫の掃除は電源を切って中身を出し、取り外せるパーツを洗い、庫内を中性洗剤で拭いた後に水拭きし、ゴムパッキンも丁寧に掃除することが基本です。製氷室や冷蔵庫周りの埃除去、ドアのズレ調整も定期的に行い、冷却効率と衛生を保つことが大切です。これらのメンテナンスを行うことで、冷蔵庫の性能維持と電気代節約につながります。